こんにちは。ミルティーユフルールです。
今日の東京は気温も低く、また冷たい雨も降っていますが、皆様体調崩されませんよう、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。
さてそんな中、今朝の花市場「FLORE 21板橋店」さんでは、ドイツ人フローリストのアナベルさんによるフラワーデモンストレーションが行われていて、お店はとても賑わっていました。
ドライのアリウム・シューベルティを軸に様々な草花を使ってふんわりとした早春の大きなジャーマニースタイルブーケを展開。もちろん作品が素敵だったのは言うまでもありませんが、アナベルさんのお話の中でとても興味深い事柄がありました。
ブーケが完成していざラッピング。この画像にあるようにあんなに大きなブーケをとてもシンプルなペーパーだけで、しかも大胆に包んでんでいったのです。(但し所々技はありました!)あとはショップカードをラフィアで巻いて添えるだけ。
でもそれがナチュラル、かつとってもオシャレで素敵!
通常日本では、大きな花束や金額が高価になればなるほど、厚紙を使ったりラッピングが過剰になりがちです。そして全てとは言いませんが大概の花束には「セロハン」が巻かれていると思います。
ドイツの方は、とても環境問題「エコ」に厳しく、例えプレゼント用でも海洋プラスチックゴミになり得るセロハンなどは決して「巻かないでくれ!」と言われてしまうそうです。雨が降って持ち帰りにお花を保護したい時はお花の上にそっと紙をかぶせるだけ。
これを聞いて、私も「まさに!」と納得。そう考えると海外の花束では確かにセロハンを巻いていないことがほとんどのような気がします。
これを機に、私自身もっと視野を広げて「エコで素敵なラッピング」を考えて実行していかなければ…と思います。